脳は自分が信じている事の証拠集めをする
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こんにちは。マインドフルネスワークスの誠です。今回は、「脳は自分が信じている事の証拠集めをする」というテーマでお話ししていきたいと思います。
平成から令和に元号が変わりましたね。
私誠は、生まれてからずっと平成だったので、元号が変わるというのはとても新鮮な気持ちでした。
気分新たにこれからの生活を歩んでいきたいと思う今日この頃です。
さて、皆さんは、こんな経験を感じたことは無いでしょうか。
一日の始まりである朝に、「なんだか今日は嫌な予感がするな。」と心の中や、実際に言葉に出して言った日、実際に「ほら、やっぱり。」と思うような出来事が連続するといった経験です。
逆に、「今日は良いことが起こりそうだ。」と思った日は、実際に良いことが連続して起こるといった経験です。
何故、このような事が起こるのか脳という観点からお話ししていきたいと思います。
脳は目の前の現実を100%認識している訳では無い
脳は目の前で起きている現実を100%認識している訳ではありません。
「自分にとって必要なことか?」もしくは、「自分の知らない内容か?」といったことを踏まえて、情報を取捨選択した上で、認識するというプロセスを行っています。
例えば、同じ時間、同じ空間を共有する2人がいたとしても、実際に見えている世界は人それぞれなのです。
これはRAS(網様体賦活系)と呼ばれており、全ての情報を脳が認識しようとすると、エネルギー不足に陥り餓死してしまう為、情報を取捨選択し、自分にとって必要な情報だけを認識し記憶するように出来ているのです。
冒頭の例で話した内容が何故起こるのかは、この脳の機能により説明する事が出来るのです。
朝、「今日は嫌な予感がするな。」と言った時、脳にとってそれは、「重要な事である。」と認識し、その内容に合致した出来事を一生懸命探し出そうとする訳です。
逆に、それとは関係の無い、本来ならラッキーな出来事さえも認識する事なく、見えなくするのです。
この事を心理的盲点(スコトーマ)と呼びます。
そう考えると、「今日は嫌な予感がするな。」と自らに対して暗示をかけるというのは、凄く勿体無いと思いませんか?
RAS(網様体賦活系)の機能を自分に都合よく使おう
RASの性質については上記で述べた通りです。
情報を取捨選択するということは、自分にとって都合の良いことだけを認識し、それ以外は見えにくくするということも可能な訳です。
その為には、まず自分自身が使っている言葉を見直してみましょう。
自分にとって都合の良いことを心から確信すれば、RASはそのように働いてくれる訳なので、毎日がラッキーの連続に感じられるでしょう。
これが自分にとって様々なラッキーを引き寄せる結果となり、ますますその証拠が集まってくる訳です。
是非みなさんもこの習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。