非言語アファメーションとは?

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みなさんこんにちは

マインドフルネスワークスの誠です。

 

今回は「非言語アファメーションとは?」

というテーマでお話ししていこうと思います。

非言語アファメーションとは?

 過去の記事で、言語アファメーションについてお話ししました。

www.mindfulnessworks.net

こちらの記事では、言葉を使って、自らに肯定的な言葉を投げかけて、

「自分自身が望むセルフイメージに変化させていく」ということについて、

お伝えしました。

 

今回紹介する非言語アファメーションとは、

言葉を使わないアファメーションとなります。

 

すなわち、行動を使ったアファメーションとなります。

自分自身を変化させるにはセルフイメージを変化させるのが大事

人には意識と無意識があり、その割合は、意識が3%で無意識が97%です。

 

つまり、自分自身を変化させるには、無意識の自分をいかに変化させていくかが

ポイントとなってきます。

 

そして、無意識の中にはセルフイメージというものが存在します。

 

セルフイメージとは、自分が自分自身に対して持っているイメージのことです。

 

例えば、「自分は明るい人間である。」とか「自分は暗い人間である。」

といったものです。

 

このセルフイメージにおいて、「自分は明るい人間である。」と思っている人は

明るい人間である振る舞いを維持します。

(もちろん、そんな人でも不安になったり悲しい気持ちになったりすることもあります。)

 

逆に、「自分は暗い人間である。」と思っている人はそれを維持しようとします。

 

そのような人は暗い自分でいることが普通である為、

急に明るい社交的な場所に行くと、違和感を感じて、

元のセルフイメージの自分に戻ろうとします。

 

これを無意識の恒常性維持機能(ホメオスタシスと呼びます。

無意識の恒常性維持機能(ホメオスタシス)について

これは、人間の体温を例に説明していこうと思います。

 

人間の体温が36.5度の場合、

サウナに行って汗をかくのも、

上昇する体温を、平熱である36.5度に戻そうとする為です。

 

逆に、極寒の地に行くと、ブルブルと震えたり、くしゃみをしたりしますよね?

これも同じ理屈で、震えたり、くしゃみをすることで、平熱である体温に戻そうと

するからです。

 

これと同じように、

無意識も元のセルフイメージを維持しようとします。

 

だから、本来のセルフイメージから、かけ離れた言動や行動をすると

無意識はそれを強烈な作用で引き戻そうとします。

 

この性質を、無意識の恒常性維持機能(ホメオスタシスと呼びます。

行動によってセルフイメージを変化させる

今回のテーマのポイントとなります。

 

つまり、行動することで、「セルフイメージを変化させていこう」

というのが、非言語アファメーションということです。

 

恒常性維持機能は、元のセルフイメージからかけ離れた行動を

取れば、「それを引き戻そうとする」と説明しました。

 

「じゃあ、行動しても同じじゃないか。」と思いますよね。

 

ここがポイントになるのですが、

「無意識に気づかれない行動を積み重ねていく。」

というのが大事になってきます。

 

例えば、「人とコミュニケーションを取るのが苦手」

という人がいたとしますよね?

 

そんな人は、

職場で苦手な人と雑談をするなんて、到底出来ないと思います。

 

無理にそれを変えようとすれば、

さっき説明した恒常性維持機能(ホメオスタシスによって、

強烈な引き戻しに合うかもしれません。

 

じゃあどうすれば良いか?

 

「挨拶から始めることです。」

職場であれば、大体の人は、挨拶をしますよね。

だから、無意識にも気づかれにくいわけです。

 

この小さな行動を継続的に行うことで、

自分自身が持つセルフイメージが変化していきます。

 

自分には、勇気が無いと思う人は、

小さな勇気のある行動を積み重ねていくことです。

 

これは普段からコミュニケーションが得意な人や勇気のある人が、

取る行動より、

何倍もの労力を必要とします。

 

何故なら、普段からコミュニケーションが得意な人や勇気のある人は、

その行動が普通だからです。

 

そういう意味で、小さな行動を積み重ねていくということは、

普段からそういう行動を取っている人よりも、とても価値のあるものなのです。

 

その小さな価値のある一歩を、

積み重ねていくことで、

やがて、自分が望むセルフイメージを獲得することにつながります。

 

だから、日々の行動を少し意識して変えていくことが大切です。

 

「全ての行動の裏には暗示が入ります。」

 

誰も見ていなくても自分はちゃんと見ています。

 

そういう意味で、自分がどんな行動を取るかというのは、

セルフイメージという点において、とても大事になってくるということですね。

 

是非、以前紹介した言語アファメーション

合わせて行うことで、より効果的にアファメーションが行える

かと思います。

 

是非、試してみてくださいね。