カウンセラー的悩みの聴き方

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こんにちは

マインドフルネスワークスの誠です。

 

今回は、「カウンセラー的悩みの聴き方」というテーマでお話ししていきたいと思います。

 

あなたは誰かかから悩み相談を受けた時、

どういう対応をしていますか?

 

今回は、プロのカウンセラーも実践している傾聴をベースにした悩みの聴き方についてお話ししていこうと思います。

正そうとするのではなく、わかろうとする

よく、人から悩み相談を受けた時にやってしまいがちなのが、自分なりの解釈でアドバイスを言うということです。

 

もちろんアドバイスを求めて聞いてきたのであれば、それは構わないのですが、

そうでない場合はNGです。

 

他には「わかるわかる」と簡単に同意をするということ。

 

相談した側からすれば、「そんな簡単に理解出来るものか」と思われるかもしれません。

 

カウンセラー的な話の聴き方は、

「あなたはそういう風に考え、そう感じるんですね。」といったように、

相談者が考えている内容を整理するように聴いて、傾聴を行います。

 

そのうえで、話を広げつつ相手が思っていること、感じていることを聴きます。

 

プロのカウンセラーは、色眼鏡を外して聴きます。

つまり、自分自身の解釈を持たず、

ニュートラルな状態で相談者の話す内容に耳を傾けます。

聞くと聴くは別物

「聞く」というのは、なんとなく耳に入ってくることを言います。

 

一方、「聴く」というのは心と意識を傾けてしっかり聴くということです。

 

つまり、「聴く」は聴くという行為にしっかりと集中するということです。

どうすれば良いかの答えは本人が見つける

悩みは人生の宿題と言われます。

その宿題を全部やってあげてしまっては、

相談者の成長にはつながりません。

 

そうではなく、相談者自身が「悩みに対する答え」を見つけていかなくてはならないのです。

 

その為にカウンセリングを行うのであって、

決してカウンセラー自身の人生観から、その答えを導き出すということではありません。

人はわかってもらうと心の痛みが取れる

人は悩み事を抱えた時、「心が痛む」と表現します。

 

じつはこれ、言葉の通りでして、

実際に痛みを感じた時に発火する脳の部位と同じ部位が発火すると言われています。

 

人から相談を受けたら、「的確な意見やアドバイスを言ってあげなくちゃ」と思ってしまいがちです。

 

しかし、ただ話をしっかり聴くというだけでも、相談者は心の痛みが取れ、

それだけで十分ありがたいものなのです。

共感と同意の違い

例えば、

「幻聴が聞こえる」と言う人に対して、

「あなたは、どこかから声が聞こえるという風に感じるのですね」というのが共感。

 

一方、「私にも聞こえます」というのが同意。

 

悩みを聴くということに関しては、

前者が大事になります。

まとめ

以上のように、悩み相談を受けるプロのカウンセラーは上記のように傾聴を行います。

 

もちろん、あなたがカウンセラーでなくても、

悩み相談を受けることがあるかと思います。

 

そんな時、「正そうとするのではなくわかろうとする」ということを心掛けて

、相手の話にしっかりと耳を傾けて聴く傾聴を行えば、

相談者自身の心の痛みも取れ、どうすれば良いかの打開策を本人が見つけることでしょう。

 

是非、このことを知って、悩み相談を受ける際は、心掛けてみてください。