怒りの正体

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こんにちは。マインドフルネスワークスの誠です。今回は、「怒りの正体」というテーマでお話ししていきたいと思います。

怒りの正体

人は何故怒るのかをご存知でしょうか。

 

結論から、申しますとそれは「期待」があるからです。

 

期待をした結果、起きる感情は一体何でしょうか?

 

それは、怒りであったり、落胆であったり、喜びです。

 

相手に期待をした結果、

それに応えてくれた時は当然嬉しいですよね。

 

逆に、「これくらいはしてくれるだろう。」

と思っていたのに、その期待を下回った時、人は怒ったり、落胆したりします。

怒りを手放す一つの方法

人は相手に期待をした結果、

その期待に対して、どうであったかで、

喜びであったり、怒りであったり、落胆であったりの、様々な感情を抱きます。

 

そして、対人関係におけるストレスの大半を占めているのが、

 

相手への期待に対して、

それを下回ったことに対する怒りや落胆です。

 

この期待に対するギャップによって起きる

怒りや落胆が、ストレスの正体なのです。

 

つまり、怒りを手放してストレスの少ない生活をしたいのであれば、

「相手に期待しない。」これに尽きます。

 

そうはいっても全く期待しないのは、

無味無臭だし、難しいかもしれません。

 

しかし、怒りや落胆といった感情を手放して

生きたいのであれば、

「相手への期待をなくす」か「相手への期待値を下げる」です。

人に期待するのではなく、自分に期待する

相手に期待した結果、

その期待を下回った時、

人は怒りや落胆と言った感情を覚えます。

 

そこでおすすめなのが、

「人に期待するのではなく、自分に期待する」というやり方です。

 

人は、「すべての人の期待に応える。」という事はできません。

 

ある行動を取った結果、

それに対して、

「期待通り」と受け取る人もいれば、「期待に反している」と受け取る人もいる訳です。

 

それであれば、相手への期待は無くし、

自分へ期待を持つようにしましょう。

 

何故なら、

相手の行動をコントロールすることは出来ませんが、

自分自身の行動は、

ある程度コントロール出来ます。

 

人はコントロール出来ないものにストレスを感じます。

 

相手に期待しても、それに応えてくれるかどうかは相手次第です。

 

だから、相手に期待するのではなく、

自分に期待するという習慣を持ちましょう。

 

「対人関係で悩んでいる」という方は、

「怒りの正体」を知って、

快適な生活を過ごす為にも、

この考え方を生活の中で取り入れてみてくださいね。

日々のセルフトークに気を使う

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こんにちは。マインドフルネスワークスの誠です。今回は、「日々のセルフトークに気を使う」というテーマでお話ししていきたいと思います。

セルフトークとは?

セルフトークとは、私たちが日常で、心の中で考えている自分との対話のことです。

 

例えば、就職活動でA社を受験するも、結果は不合格。

 

その結果に対して、

「どうせ自分は駄目なんだ。」と思うのか、「この会社とはたまたま縁が無かっただけ。きっと自分に合う会社が見つかるはず。」と思うのかは、その人次第な訳です。

 

上記に挙げた2つのような会話をセルフトークと呼びます。

日々のセルフトークに気を使う

人は1日に、6万回思考すると言われています。

 

ものすごい回数ですね。

 

この思考が、「前向きなものであるか」、「否定的なものであるか」によって、

その人自身に与える影響はとても大きいのです。

 

だから、もし今のあなたが、否定的なセルフトークを使う癖があるとするなら、

それを変えるだけでも随分生きやすくなるのではないかと思います。

 

マザーテレサの言葉に、

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」という言葉があります。

 

自分の人生をより良いもの、

つまり、運命を変えたければ、

「まずは思考に気をつけましょう。」ということです。

 

日本人はとかく、自分を責める傾向が強いと思います。

 

それも度が過ぎると、

「完全に自信を失ってしまう。」ということにもなりかねません。

 

そうなると、

あなたの能力、パフォーマンスを発揮するのが難しくなるでしょう。

 

だから、日々のセルフトーク、心の対話に目を向けて、

それをより良いものに変えていく必要があると言えるのです。

セルフトークをより良いものに変えるには?

日々のセルフトーク、自分との対話がいかに大切かは先述の通りです。

 

では、このセルフトークをどのようにして、より良いものに変えていけば良いのでしょうか。

  • セルフトークが自分に与える影響が大きいことを知る
  • 本を読む
  • 尊敬する人、憧れの人と会って話をする
  • 付き合う人を選ぶ

まずは、セルフトークによって、

「自分自身に与える影響が大きい」ということを理解し、

「セルフトークに気をつける」という気持ちを持ちましょう。

 

そうすることで、

日々、無意識に考えている否定的なセルフトークに気づき、

「それを変えていこう」という意識付けが出来ます。

 

次に、

自分が尊敬する人、憧れの人が書いた本を読みましょう。

 

本を読むということは、

その人に直接会わなくても、

その人の考え方に触れることが出来ます。

 

もちろん、

あなたが尊敬する人、憧れの人が身近にいるのであれば、

直接会って話をすることで、吸収するのが早まるでしょう。

 

最後に、

付き合う人は選びましょう。

 

もしあなたの付き合う人が、

人の悪口や陰口だけで盛り上がっているのなら、

出来るだけ距離を置いた方が良いと思います。

 

何故なら、人に対して発する言葉も、

脳は自分に向けられた言葉なのか、

人に向けられた言葉なのかを理解出来ません。

 

普段から、そのような会話を繰り返すことは、結局は、「自分自身を否定をしている」ということにつながります。

 

是非、日々のセルフトークに気をつけて、

前向きで幸せな人生を歩んでいけるように

していきましょう。

人は現状を維持しようとする

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こんにちは。マインドフルネスワークスの誠です。今回は、「人は現状を維持しようとする」というテーマでお話ししていきたいと思います。

人は現状を維持しようとする

人は現状を維持しようとする性質があるということをご存知でしょうか。

 

これは現状維持欲求とか、ホメオスタシスと呼ばれています。

 

これは生物学的に言われる恒常性維持機能と同じ事です。

 

暑くなったら、汗をかいて体温を下げたり、寒くなったら、くしゃみをして体温を上げたりしますよね。

 

走って酸素が少なくなると、呼吸を荒くして酸素を取り込もうとします。

 

怪我をしたら傷口を塞ごうとします。

 

いずれも、元の自分の状態に戻そうと自然に行われます。

 

これと同じことが私たちの日常においても行われています。

 

例えば、「私は、太っている」と強く思っている人は、どんなに一生懸命ダイエットに励んでも、ある一定の所まで行くとリバンドして、元の体重に戻ってしまいます。

 

日記を毎日書こうと意気込むが、3日経てば書かなくなってしまう。

 

早起きをしようと頑張るが、

数日しか続かなかった。

 

このように、私たちの心の面においても、

現状を維持しようとする力が働きます。

無意識は変化を嫌う

何か新しいことにチャレンジしようと意気込むも、「結局は続かなかった。」というのは、

現状維持欲求が働く為です。

 

何故、このようなことが起きてしまうのか?

 

それは、昨日までの自分でも安全に生きてこられたのに、

何も「新しいこと、危険があるかもしれないこと」を、

「わざわざ始めなくても良いじゃないか。」と無意識が判断するからです。

 

だから、人はなかなか変われないという訳です。

 

もちろん、この性質は私たちを安全に生き永らえさせる為の、大切な無意識の機能です。

 

でも、「変わりたい」「新しいことをやりたい」と思っている人にとっては、障害になる訳ですよね。

 

では、どうすれば人は変われるのでしょうか。

どうすれば人は変われるか

先述の通り、無意識は変化を嫌います。

 

昨日までの自分と違うことを始めようとすると、たちまち、元の自分に戻そうと無意識は働きます。

 

この無意識の性質をくぐり抜けて、新しい自分になるにはどうすれば良いか?

 

それは、無意識に気づかれない程度の変化を積み重ねていくということです。

 

そうすることで、徐々に新しい自分に近づき、変化して、無意識はあたかも自分が元々そうであったかのように思ってくれます。

 

こうなるとしめたものです。

 

今度は逆に、新しい自分が今の自分であると無意識は判断するので、新しい自分をなんとしても維持しようとしてくれます。

 

以上のように、人は現状を維持しようする性質があるので、その性質を理解し、上手く付き合っていけるようにしていきましょう。

不安や緊張にも効くマインドフルネス

こんにちは。マインドフルネスワークスの誠です。今回は、「不安や緊張にも効くマインドフルネス」というテーマでお話ししていきたいと思います。

人前で話す場面や、スポーツの本番などで、

不安や緊張をしてしまって、自分本来のパフォーマンスが

発揮出来なかったという人も多いのではないでしょうか。

 

私自身も、不安や緊張を感じてしまいやすいタイプでしたが、

今はそれなりに、上手く付き合うことが出来ています。

 

今回は、そんな不安や緊張を感じてしまって

お困りの方に、対処法をお伝えしていきたい

と思います。

不安や緊張を感じるのは意識が「今、ここ」にないから

不安や緊張を感じてしまう時というのは、

「心ここにあらず」の状態であると言えます。

 

つまり、今この瞬間のやるべきことに意識が向いていなくて、

違うことを考えてしまっているということです。

 

例えば、「失敗したらどうしよう。」「恥をかいたらどうしよう。」

「笑われたくない。」といったものです。

 

いずれも不安や緊張だけにネガティブなものばかりですね。

不安や緊張を抑えこもうとしてはいけない

この不安や緊張を無理に抑え込もうとしないことです。

 

何故なら、潜在意識は、「失敗しないように。」「恥をかかないように。」

「笑われないように。」を強く思うと、それが暗示となり、

ますますそういう感情を引き寄せてしまうのです。

 

潜在意識は否定を理解出来ませんので、「~しないように」と考えるのは

辞めましょう。

 

そこでおすすめしているのが、

緊張や不安を感じている自分を丸ごと受け入れることです。

 

どういうことかと言いますと、

「緊張や不安を感じても別に良いんだ。」「緊張や不安を感じているのも自分なんだ。」と受け入れることです。

 

どんなに堂々と人前で話しているように見える人でも

最初は、人前で話すのが怖くて緊張していたという人が多いです。

 

それは経験を積むことで、克服してきたと言えます。

 

だから何も不安や緊張を感じるというのは何も悪いことではありません。

人は一つのことに意識が向く時、不安や緊張を抑えられる。

人は一つのことに意識が向いている時、

不安や緊張を感じなくなります。

 

そういう意味でも、今この瞬間に意識を向けるということは

大切なことです。

 

その為のトレーニングとしても、

マインドフルネスは非常におすすめです。

 

マインドフルネスはまさに「今、この瞬間」の一つのことに

意識を向けるトレーニングです。

 

そういう習慣が身に付くと、いざという時でも、

目の前のやるべきことに意識を向けるということが上手になっていきます。

 

それにマインドフルネスには、

不安や緊張を感じてしまう脳の偏桃体という部位そのものを小さくするという

研究データも出ています。

 

是非、不安や緊張を感じてしまいやすいという人は、

日常の習慣の中にマインドフルネスを取り入れて、

不安や緊張をまるごと受け入れてみましょう。

 

そうすることで、

いざという本番においても、あなた本来の実力が発揮出来るかと思います。

マインドフルネス×イメージング

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こんにちは。マインドフルネスワークスの誠です。今回は、「マインドフルネス×イメージング」というテーマでお話ししていきたいと思います。

「何かをイメージする事」が、

私たちの無意識に及ぼす影響力は思いの他、大きいのです。

 

今回は、そのことについてと、

イメージングを使って夢や目標を叶える

ということについてお話ししていこうと思います。

イメージすることの凄さ

あなたはこんな経験をしたことはないでしょうか?

 

例えば、あなたが明日、「大勢の人の前でスピーチをしなければならない。」

といった状況で、まだ本番を迎えていないのに、

イメージしただけで、心臓がドキドキしてくる。

 

はたまた、明日は「遠足もしくは、旅行に行く予定だ。」

とイメージしただけで、ワクワクした気持ちになってくる。

 

役者さんでも、涙を流さなければいけないシーンの時は、

過去にあった悲しい出来事を思い出しながら、

涙を出すそうです。

 

このように、実際に目の前で起きていない出来事にも関わらず、

身体は反応していますよね。

 

何故このようなことが起こるのでしょうか?

 

それは脳は現実と非現実を区別することが出来ないからです。

 

以上のように、イメージすることが自分自身に与える影響は、

とても大きいと言えるのです。

自分の夢や目標を毎日イメージしよう

イメージすることが、「自分自身に与える影響が大きい」ということは

分かって頂けたかなと思います。

 

それでは、その「イメージする力」を使って、夢や目標を実現する為に

どんどん使っていきましょう。

 

特におすすめしているのは、

朝起きた時、夜寝る前、マインドフルネス瞑想後です。

 

このタイミングと言うのは、

最も意識と無意識の壁が低く、

無意識への暗示が入りやすいと言われています。

 

人は意識が3%で無意識が97%で、思考や行動を取っている

と言われています。

 

だから、上記のタイミングで上手にイメージングを行うことで、

効率良く無意識に影響を与える事が出来ます。

 

その結果、夢や目標を実現する為に、

無意識が動き始めてくれます。

 

ポイントは、いかにリアリティ(現実感)を抱きながら、

イメージ出来るかが大切です。

 

繰り返しになりますが、

脳は現実・非現実を区別出来ません。

 

よりリアルにイメージを膨らませることで、

現状に不満を持って、

無意識が夢や目標を実現する為の行動を促してくれるはずです。

 

リアリティを高める為に、

写真などを部屋の壁に貼って、それを眺めるというのも良いでしょう。

 

とにかくイメージを実現した自分を想像し、

嬉しいとか楽しいとか心地よいといった感覚になれれば良いでしょう。

 

是非、このイメージング、

あなたの夢や目標を実現する為に、

使ってみてはいかがでしょうか。

無意識を味方につけよう

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こんにちは。マインドフルネスワークスの誠です。今回は、「無意識を味方につけよう」というテーマでお話ししていきたいと思います。

前回の記事で、脳のRAS(網様体賦活系)という機能についてお話ししました。

こちらの記事↓

www.mindfulnessworks.net

今回は、このRASを使って、無意識を味方につけるということについてお話ししていこうと思います。

脳は自分の興味・関心のあるものを認識する

脳はRASという機能によって、情報に触れた時、全ての情報を認識しようとはせず、

自分の興味・関心のあるものを認識しようとします。

 

これはいわば無意識の持つ性質です。

 

つまり、この無意識が持つ性質を自分の味方に付ければ、

自分が望む夢や目標を実現しやすくなると言えます。

隣にいる人が自分と同じものを認識しているとは限らない

例えば、友達と映画を観に行き、

その映画の感想について話をしたとします。

 

あなたは、あるシーンについての感想を言います。

 

しかし、友達はそんなシーンあったかな?

それより、別のシーンが物凄く良かったよね。

と言うが、

今度は逆に、そんなシーンあったかな?と自分が思い出せない。

 

これは極端な例かもしれませんが、

日常においても、こういうケースは多々起きています。

 

つまり、同じものを見たり聞いたりしても、

人それぞれ、認識する部分は異なるのです。

 

これが何度も言いますが、

脳のRASによる影響なのです。

 

ちなみに、この見えているけど、認識していない部分のことを

スコトーマ(心理的盲点)と呼びます。

無意識を味方につけよう

このRASのフィルターを「自分が望むものに変えること」が、

「無意識を味方につける」と言えます。

 

何故なら、このRASのフィルターは、

無意識に行われているので、

 

自分が望むものに変えることが出来れば、

それを自動的に探し続けてくれるからです。

 

日常における自分が望むものがたくさん

見つかれば、とても嬉しいですよね。

 

逆に、自分が望んでいないことを、

普段から考えていると、脳のRASが、

日常における自分が望んでいないことを、自動的に探し続けてしまいます。

 

そして、本来なら嬉しいこと、ありがたい出来事も、

スコトーマ(心理的盲点)によって認識しなくなります。

 

だから、何に興味・関心を持つかによって、

RASの働き方も変わっていくのでとても重要です。

 

このRASという機能を有効に使うためにも、

普段からの思考は、より良いものにしていきたいですね。

脳の機能のRASってなに?

こんにちは。マインドフルネスワークスの誠です。今回は、「脳の機能のRASってなに?」というテーマでお話ししていきたいと思います。

RASとは?

RASとは、Reticular activating systemの略で、

それぞれの頭文字を取って、RAS(ラス)と呼ばれています。

 

日本語で、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と訳します。

 

このRASは、自分が興味・関心のあるものを

認識するようにする、フィルターの役割を担っています。

 

「認識する」という点がポイントで、

視覚情報として、視界に入っていたとしても、それを認識するかしないのかは別の話なのです。

 

例えばあなたが、ベンツが欲しいと考えたとします。

 

すると街中を歩いていると、

道路を颯爽と走るベンツをたくさん見かけるようになるかと思います。

 

もちろん、今までも道路をベンツは走っていたのですが、それを認識していなかっただけなのです。

 

同じように、犬を飼い始めた人は、

街中で犬を散歩させている人をたくさん

見かけるようになるかと思います。

 

このように脳のRASは、自分が興味・関心のあるものを認識するように、情報の取捨選択をする役割を果たしているのです。

脳が情報を取捨選択する理由

脳は人が消費するエネルギーの20%を消費し、エネルギーの浪費家と言われています。

 

つまり、脳はすべての情報を認識しようとするとオーバーヒートしてしまうのです。

 

だから、脳はRASを使って情報の取捨選択をすることで、このオーバーヒートしてしまうことを防いでいるのです。

RASをより良い方向に向けよう

RASは、自分の興味・関心のあることを認識するように、情報の取捨選択をする働きがあるということが分かりました。

 

だから、あなた自身が世の中を「おもしろくない」と捉えると、

それに応じて、日常における、そういう情報を取捨選択して探すようになります。

 

これって凄くもったいないですよね。

 

人それぞれ人生の中で良いことも悪いこともいろいろあるけど、

RASのせいで、悪いことばっかり探してしまっていたら、疲れちゃいますよね。

 

逆にこのRASをより良い方向に向ければ、

日常における良いことに目がいきやすくなったりします。

 

これは日々あなた自身が何に興味・関心があって、

どういう思考をしているのかなどによって、

RASのフィルターが変わっていきます。

RASのフィルターを変えるには?

このRASのフィルターを変えるには、

日常における、ある習慣を変えるだけで、

簡単に行うことが出来ます。

 

それは日常における意識と無意識の壁が低く、最も思い込みの激しい状態の時に、

嬉しいこと、楽しいことを考えるだけで良いのです。

 

では、それは一体いつなのでしょうか?

  • 朝起きた時
  • 夜寝る前
  • マインドフルネス瞑想後

です。

 

多くの日本人がこれと逆のことを行なってしまっています。

 

例えば、朝起きた時に

「今日も仕事嫌だなあ。失敗したらどうしよう。怒られたくないなあ。」と考えたり、

 

夜寝る前に「明日仕事嫌だなあ。今日もあれとあれを失敗してしまったなあ。」

と考えます。

 

これは、わざわざ自分の無意識にネガティブなことを探すようにRASにお願いしてしまっているようなものです。

 

朝起きた時、夜寝る前、マインドフルネス瞑想後は、

無意識への自己暗示が、特に入りやすくなりますので、思考には気をつけたいものですね。

 

是非、このタイミングでは特に、嬉しいこと楽しいことを考える習慣を身につけてはいかがでしょうか。