マインドフルネスは気づきのトレーニング

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こんにちは

マインドフルネスワークスの誠です。

 

今回は「マインドフルネスは気づきのトレーニング」というテーマでお話ししていきたいと思います。

マインドフルネスは気づきのトレーニング

マインドフルネスを継続的に行うと、

日常生活において、「自分の感情に気づく」ということが上手くなっていきます。

 

例えば、自分が怒っている時、「あっ今自分は怒っているな」と気付いたり、

 

不安を感じている時、「あっ今自分は不安を感じているな」といったように、

今感じている感情に気づくのが上手くなります。

 

マインドフルネスではこれを、ラベリングと呼びます。

 

仏教の瞑想ではこれを止観と呼ぶのだそうです。

自分の感情に気づくことのメリット

マインドフルネスを継続的に行うことで、

「自分の感情に気づく」のが上手くなるということは分かりました。

 

では、「自分の感情に気づく」と一体どんなメリットがあるのでしょうか。

 

まず一つ目が、その感情に「呑まれなくなる」ということです。

 

今感じている感情に没頭した状態(主観的な状態)でいると、

その感情の波に呑まれてしまいます。

 

そうではなく、自分の感情に気づいたら、

自分自身から一度離れ、三者の視点(客観的な状態)で自分自身を観察します。

 

そうすることで、冷静さを取り戻すことが出来ます。

 

二つ目のメリットは、「自分の感情に気づく」ことが出来たら、その後の行動を選択することが出来ます。

 

例えば、怒りを感じた時、「あっ今自分は怒っている」と気がついたら、

「よし深呼吸してみよう」と行動を選択することが出来ます。

 

深呼吸で落ち着きを取り戻せるというのは、

よく知られてますよね。

 

「怒りを感じている時」というのは、

自律神経の交感神経が優位な状態です。

 

深呼吸をすることで、自律神経の副交感神経が上昇しますので、怒りを落ち着かせるのに有効なのです。

 

また、不安を感じた時、「あっ今不安を感じている」と気がついたら、

 

誰か聞き上手な人がもし周りにいれば、

「話を聞いてもらおう」と行動を選択することが出来ます。

 

もし、周りにいなければ、

紙にひたすらその不安の内容を書き出すとかでも構いません。

 

このことに気がつかず、不安を感じたままどんどんネガティブなことを考えると、

悩む必要のなかったことまで考えて、

不安を膨らませてしまうということにもつながりかねません。

 

以上のことから、

「自分の感情に気づく」ことで得られるメリットはとても大きいのです。

 

マインドフルネスは浮かんでくる雑念に対して、善悪の判断を付けず、

淡々と「考えたことに気づく」トレーニングです。

 

マインドフルネスで「自分の感情に気づく」というのが上手くなりますので、

日常においても、

それが出来るようになってきます。

 

マインドフルネスをしっかりと行って、

「自分の感情に気づく」感覚を養いましょう。